2023.04.30
【この記事はタイローカルに詳しい不動産屋さんの『JIROKO』が書いています】
タイでは特有の家電サイズやシーツのサイズがあって、日本とはサイズの単位が異なっています。
特にシーツのサイズはタイでの生活を始めるにあたって優先的に必要な情報になるでしょう。
記事の最後にはタイに来たら買うべきお役立ちグッズ&日本から持って来なくて良いと思われるグッズの情報も掲載しましたので、是非参考にされてみてください。
物件の形態にもよりますが、アパートやコンドミニアムではベッドの台とベッドマットレス、枕までの提供が一般的(物件によってはベッドパッドの提供もあり)で、シーツや枕カバー、掛け布団の提供がありません。
※サービスアパートではシーツを含めた寝具類が提供されるのが一般的です。
アパートやコンドミニアムで生活を始める場合には、シーツや掛け布団、枕カバーを購入する必要があります。
タイのベッドマットレスのサイズは3つの種類に分けられていて、主寝室のベッドサイズはキングサイズであることが多いです。
シングル=3.5フィート(フット)=縦200cm×横100cm
クイーン=5フィート(フット)=縦200cm×横150cm
キング=6フィート(フット)=縦200cm×横180cm
メーカーによってサイズに若干の誤差があるので注意しましょう。
日本からシーツを買って来ようとされる方もいますが、タイではキングサイズのシーツがたくさん売られているので、タイで購入されるほうが簡単に探すことが出来ます。
タイの冷蔵庫のサイズは『Q(キウ)』という単位で容量が表現されています。
日本では聞かない容量の単位ですが、計算方法は1Q=28リットルで簡単に計算することが出来ます。
もしもタイ人から冷蔵庫のサイズをQで言われたときには、下記の表を目安にしてください。
1Q | 28リットル |
5Q | 140リットル |
10Q | 280リットル |
11Q | 308リットル |
12Q | 336リットル |
13Q | 364リットル |
14Q | 392リットル |
15Q | 420リットル |
タイは年間を通して蚊の多い国です。
スーパーやデパートで販売されている蚊取り電気ラケットを家に1台常備されておくと、蚊を仕留めるときに役に立つでしょう。
蚊以外の小さな虫にも有効ですが、残念ながらゴキブリやその他の虫達には効き目が弱いので、蚊専門のラケットになります。
蚊取りラケット以外にも蚊の対策方法はありますので、下記の記事も併せてご確認ください。
タイでは多くの物件でトイレにトイレットペーパーを流せない構造になっています(または、流すことを推奨していない物件も多いです)。
物件に備え付けの場合もありますが、標準設備として用意されていないことも多いので、ゴミ箱がない場合はすぐに購入しましょう。
タイのトイレ事情は下記の記事から確認してみてください。
日本から布団を船便で送られる方がいますが、タイのほとんどの物件ではベッドマットレスが標準設備になっているので、せっかく送っても使う機会がないまま終わることになるようです。
どうしても布団を使って眠りたい方や特別に布団を必要とされている方でなければ、タイには送らない方が良いと思われます。
日本で使用されていた食器のほとんどを送る方をたまに見かけますが、タイでもたくさんの食器が売られていますし、物件によっては備え付けの場合もあります。
よほどのこだわりのある食器以外は持って来ることを推奨しません。
タイと日本は電圧が異なるので、日本から持って来た家電は変圧器が必要になります。
一般的な家電はタイで簡単に購入することが出来るので、タイに持って来る場合はよく考えてからにしましょう。
タイでもたくさんの調味料が販売されていて、日本人御用達のフジスーパーにはメーカーは限られているものの、日本で販売されている調味料が手に入ります。
昔に比べてかなり色々な種類が手に入るようになったので、こだわりの強い調味料を少し持って来る程度でタイ生活をスタートして、一時帰国のときに買って来る必要がある調味料を再検討しても良いと思います。
バンコクの不動産賃貸を取り扱う『alphabet home』のアフターケア担当。JICAボランティアを皮切りに、タイ生活は14年目に突入。バンコクの生活で困ったことや役に立つ情報、面白いことをご紹介していきます。