2020.06.25
【この記事はタイローカルに詳しい不動産屋さんの『JIROKO』が書いています】
バンコクの物件を退去するときに高確率で発生するのがダメージ費用(原状回復費用)です。
alphabet homeではオリジナルのダメージ費用補償サービスを提供していまして、これがかなり大好評だったりします。
成約金額の10%を上限にalphabet homeが支払いをするので、保険会社を通すこともなく、保険会社の審査も必要ありません。
alphabet homeではオリジナルサービスとしてダメージ費用の補償をご提供しています。
詳しいサービスの内容は『選ばれる理由』でご確認ください。
2020年に実際に発生したリアルなダメージ事情をお伝えしています。
サミティベート病院が徒歩圏内のアパートで床のダメージの指摘を受けました。
床の傷は気がつかない間についていることが多く、今回のケースもお客様のほうで原因は思いつかないようでした。
原状回復の方法としては、外部の業者が傷のついている床を張り替えることになりますが、平米数と平米単価に応じて金額が変わってきます。
多くの物件では傷がついた部分のみの請求ですが、今回の物件では一部屋全体の床の張り替え費用を請求されました。
以前からこの物件は一部屋単位で請求をする物件で、床の交換費用は『6,500バーツ』でした。
今回はalphabet homeのダメージ費用補償サービスを使って、ダメージ費用の全額を補償することが出来ました。
ダメージ費用の内訳
● 床の交換費用 6,500バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -6,500バーツ
お客様の支払い 0バーツ
トンローの日本人が多い通りに面したアパートでソファーの剥がれのダメージを指摘されました。
ソファーは合皮製だったので、カバー表面の剥がれは補修が出来ません。一発でカバー交換の対象になりました。
カバーの交換費用は『20,000バーツ』でした。
アパートにディスカウントをしてもらい、更にalphabet homeのダメージ費用補償サービスを使いましたが、お客様にも費用負担が発生してしまったケースでした。
やはりソファーで修復不可のダメージは請求を受けてしまうと高額になりがちです。
ダメージ費用の内訳
● ソファーカバーの交換費用 20,000バーツ
● アパートのディスカウント -5,000バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -9,700バーツ
お客様の支払い 5,300バーツ
プロンポンの奥に位置するアパートでレースカーテンの破れの指摘を受けました。
レースカーテンや厚手のカーテンの破れや汚れは気がつかないうちにつきやすいダメージです。
カーテン等の布製品が破損してしまった場合は基本的には問答無用で交換の対象になってしまいます。
今回のレースカーテンの交換費用は『4,000バーツ』でした。
カーテン類は片側のみの販売ではなく、購入単位が一対になっている場合が多いので、片側のみの破損であっても一対分の費用を請求されることがあります。
今回は片方のみの破損ということで、半額の2,000バーツにアパートがディスカウントをしてくれました。
残りはalphabet homeのダメージ費用補償サービスを使って、お客様の負担額はゼロでした。
ダメージ費用の内訳
● レースカーテンの交換費用 4,000バーツ
● アパートのディスカウント -2,000バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -2,000バーツ
お客様の支払い 0バーツ
トンローで日本人が多数住む通りのアパートで猫ちゃんを飼育していたお部屋のダメージについてご紹介します。
猫ちゃんは布製品をガリガリしてしまったようで、今回はダイニングの椅子とソファーが被害を受けていました。
ダイニングの椅子はもれなく全ての椅子の座面がボロボロになっていました。
カバーの張り替えになりまして、1脚あたり『900バーツ』の請求でした。
ソファーは肘掛け部分のカバー1枚のみが猫の爪とぎでボロボロでしたが、肘掛けカバーが1枚のみでの販売がなく、一対(2枚)の費用の請求を受けました。肘掛けカバーは『6,000バーツ』でした。
アパートからの費用請求は合計『10,400バーツ』でした。
ダメージ費用は実費請求であり、アパートのディスカウントはありませんでした。
今回はalphabet homeのダメージ費用補償サービスを超える金額で、お客様にも費用負担が発生したケースです。
私も2ニャンと生活をしていますが、猫飼いの方は高額なダメージ費用も覚悟をしてください。
猫ちゃんの性格や習性にもよりますが、数万バーツを請求されるケースも珍しくありません。
ダメージ費用の内訳
● 椅子6脚のカバーの交換費用 5,400バーツ
● ソファーの肘掛け2枚のカバーの交換費用 6,000バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -7,100バーツ
お客様の支払い 4,300バーツ
サミティベート病院を通り過ぎた先にあるトンローのサービスアパートで複数の項目のダメージの指摘を受けました。
このサービスアパートは比較的厳しいチェックをしますが、サービスアパートだけあってダメージ費用単価は安い傾向にあります。
キッチンカウンターの包丁による複数の傷で『2,000バーツ』という破格の安さの費用請求でしたが、アパートやコンドミニアムでは数万バーツは覚悟すべきでしょう。
サービスアパートであっても全ての物件でこのような安価な設定ではないので、キッチンのカウンターは傷をつけないようにすべきです(他のサービスアパートでは7,000バーツ前後の請求を受けたことがあります。それでも安いですが・・・)。
他にもソファーのクッションカバーに穴があって『1,000バーツ』、電子レンジの皿が欠けていて『322バーツ』、冷蔵庫の卵入れの容器のヒビで『373バーツ』、洗濯機の洗剤入れの容器の破損で『950バーツ』と全てにおいて安価な請求でした。
今回はalphabet homeのダメージ費用補償サービスを使って、ダメージ費用の全額を補償することが出来ました。
これがアパートやコンドミニアムであれば、補償金額を超えて自己負担が発生していたこと間違いなしのケースです。
ダメージ費用の内訳
● ソファーのクッションカバーの交換費用 1,000バーツ
● 電子レンジのガラス皿の交換費用 322バーツ
● 冷蔵庫の卵入れプラスチック容器の交換費用 373バーツ
● 洗濯機の洗剤入れ容器の交換費用 950バーツ
● キッチンカウンターの修理費用 2,000バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -4,645バーツ
お客様の支払い 0バーツ
アソークとプロンポンの中間にあるアパートでコーヒーテーブルのダメージの指摘を受けました。
小さな目立ちにくい傷ではありますが、築浅物件ということで細かなチェックをされました。
新築や築浅の物件はダメージチェックが厳しい傾向にあります。
木製のテーブルでしたので、研磨と塗装の補修が行われました。
特殊な柄であったため補修費用はやや高めの『6,000バーツ+VAT』でした。
今回はalphabet homeのダメージ費用補償サービスを使って、ダメージ費用の全額を補償することが出来ました。
ダメージ費用の内訳
● コーヒーテーブルの修理費用 6,420バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -6,420バーツ
お客様の支払い 0バーツ
2019年のダメージ費用実録は下記の記事を読んでみてください!
バンコクの不動産賃貸を取り扱う『alphabet home』のアフターケア担当。JICAボランティアを皮切りに、タイ生活は14年目に突入。バンコクの生活で困ったことや役に立つ情報、面白いことをご紹介していきます。