2019.12.14
【この記事はタイローカルに詳しい不動産屋さんの『JIROKO』が書いています】
バンコクの物件を退去するときに高確率で発生するのがダメージ費用(原状回復費用)です。
alphabet homeではオリジナルのダメージ費用補償サービスを提供していまして、これがかなり大好評だったりします。
成約金額の10%を上限にalphabet homeが支払いをするので、保険会社を通すこともなく、保険会社の審査も必要ありません。
alphabet homeではオリジナルサービスとしてダメージ費用の補償をご提供しています。
詳しいサービスの内容はalphabet homeが『選ばれる理由』でご確認ください。
ダメージ費用実録では実際に発生したリアルなダメージ事情をお伝えしています。
BTSプロンポン駅のすぐ近くのコンドミニアムで指摘を受けたダメージは台所の棚のガラスの破損でした。
ガラスを破損してしまった場合、ガラスの部分補修は出来ませんので、一発で交換の対象になってしまいます。
コンドミニアムでしたので、オーナーが外部の業者を呼んで、棚の採寸を行った上でガラスを発注しました。
ガラスの交換費用は『2,800バーツ』でした。
今回はalphabet homeのダメージ費用補償サービスを使って、ダメージ費用の全額を補償することが出来ました。
ダメージ費用の内訳
● ガラスの交換費用 2,800バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -2,800バーツ
お客様の支払い 0バーツ
BTSプロンポン駅から徒歩圏内のコンドミニアムで、壁の汚れを指摘されたケースがありました。
主寝室の壁と第二寝室の壁に黒い汚れがあることの指摘を受けました。
壁の汚れがある場合は、壁の塗装をすることになります。
オーナーは外部業者を呼んで、壁の塗装を行いました。
この2箇所の壁の塗装にかかった費用は『2,500バーツ』でした。
alphabet homeのダメージ費用補償サービスを使って、ダメージ費用の全額を補償することが出来ました。
実は洗面器を割ってしまっていたのですが、費用が高額になるからというオーナーの配慮によりお客様への請求はありませんでした。
すごく良いオーナーで大変幸運なケースでした。
ダメージ費用の内訳
● 壁の塗装費用 2,500バーツ
● 洗面器の交換費用 請求なし
● alphabet homeのダメージ費用補償 -2,500バーツ
お客様の支払い 0バーツ
プロンポンのプロムシー通り近くのサービスアパートで、床の破損を指摘されたケースです。
リビングのタイルに抉れたような穴があることの指摘を受けました。
タイルを破損した場合は破損したタイルの交換となるケースが多いですが、今回は深く小さな穴が空いてしまったということで、穴を埋めることで補修が可能でした。
タイルの補修の他に、備え付けのグラスの汚れが酷く、その2点の費用は『1,100バーツ』でした。
alphabet homeのダメージ費用補償サービスを使って、ダメージ費用の全額を補償することが出来ました。
ダメージ費用の内訳
● 床のタイルの穴埋め費用 1,000バーツ
● グラスの破損費用 100バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -1,100バーツ
お客様の支払い 0バーツ
プロンポンの北側のアパートで、複数のダメージを指摘されてしまいました。
リビングのソファーのカバーを破ってしまい、原状回復の指摘を受けました。
ソファーのカバーが破れてしまった場合、基本的にはカバーの交換という流れになります。
今回は不幸なことにカバーの在庫がなく、破れた箇所以外の全部位のカバー交換という形になりました。
カバーの交換費用は『23,000バーツ』でした。
少し高めではあるものの、全交換であるために想定範囲内の金額ではあります。
ソファーのカバー交換の他に、椅子の脚が折れて『1,00バーツ』、浴槽の排水溝の破損『1,500バーツ』が追加となり、合計費用は『25,500バーツ』になってしまいました。
alphabet homeのダメージ費用補償サービスも全額使われましたが、結果としてかなりの金額が自己負担となってしまったケースです。
ダメージ費用の内訳
● ソファーのカバーの交換費用 23,000バーツ
● 寝室の椅子の修理費用 1,000バーツ
● 浴槽の栓の修理費用 1,500バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -7,500バーツ
お客様の支払い 18,000バーツ
BTSエカマイ駅徒歩圏内のコンドミニアムで高額のダメージが発生してしまいました。
お部屋の中で喫煙をされていたことで、室内はタバコの臭いが強く残っていました。
リビングの床に多数の深く抉れた傷が散見され、床の張り替えが行われました。
床が深く抉れていたために、床を削って修復するということが出来ませんでした。
張り替え費用は『24,150バーツ』になりました。
コンドミニアムは業者を外注しなければいけないため、ダメージが高上がりになってしまった典型的なケースでした。
タバコの臭いを消すために、エアコンのクリーニング、ソファーのクリーニング、カーテンのクリーニング、ベッドボードのクリーニングが行われました。
それでも臭いは消えず、壁を塗装し直し、更には専門業者による高額な室内清掃をすることになりました。
喫煙に関係したダメージは合計で『37,500バーツ』でした。
喫煙の臭いに関係したダメージを請求された場合、ダメージ費用が簡単に2〜3万バーツを超えるリスクがあります。
室内での喫煙は出来る限り避けることをオススメします。
※室内清掃費用はalphabet homeのダメージ費用補償の適応外となります。
ダメージ費用の内訳
● リビングの床の補修費用 24,150バーツ
● 壁の塗装費用 15,500バーツ
● 室内清掃費用 10,000バーツ
● エアコンのクリーニング 3,000バーツ
● ソファーのクリーニング 3,200バーツ
● カーテンのクリーニング 3,500バーツ
● ベッドボードのクリーニング 2,300バーツ
● ベッド台の破損による補修 8,000バーツ
● オーナーによるディスカウント -10,000バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -8,000バーツ
お客様の支払い 41,650バーツ
新築物件の初めてのご入居者ということもあり、オーナーのチェックが厳しいお部屋でした。
退去当日は室内清掃『1,000バーツ』のみの請求でしたが、後日、オーナーから寝室の壁紙に破れている箇所があることの指摘を受けました。
壁紙が破れている場合の補修方法は、基本的にはその部位の壁紙の交換となってしまいます。
小さな破れであっても意外と高い値段になりがちのダメージです。
『5,000バーツ』の請求でしたが、オーナーに値下げ交渉を繰り返した結果、費用を半額にしてもらい、更にalphabet homeのダメージ費用補償サービスを使って、全額補償することが出来ました。
※室内清掃費用はalphabet homeのダメージ費用補償の適応外となります。
ダメージ費用の内訳
● 壁紙の交換費用 5,000バーツ
● 室内清掃費用 2,000バーツ
● オーナーによるディスカウント -2,500バーツ
● alphabet homeのダメージ費用補償 -2,500バーツ
お客様の支払い 2,000バーツ
バンコクの不動産賃貸を取り扱う『alphabet home』のアフターケア担当。JICAボランティアを皮切りに、タイ生活は14年目に突入。バンコクの生活で困ったことや役に立つ情報、面白いことをご紹介していきます。