2023.12.07
コロナウイルスによって2020年3月のロックダウンから低迷が続いていたタイ経済ですが、2023年9月時点、コロナウイルスによる全ての規制は撤廃されタイ経済は観光業を中心に大幅な回復をみせています。
2020年3月 | ロックダウン(入国規制) |
2020年5月 | 条件付きで入国を許可 タイ大使館への申請 入国後14日間の隔離処置 入国前、入国後のPCR検査 医療保険加入の義務化 |
2021年4月 | 段階的に入国後の隔離期間短縮 |
2021年11月 | タイランドパス開始 ワクチン接種者に対して入国後の隔離処置の撤廃 入国前、入国後のPCR検査のみ |
2022年5月 | タイランドパス規制緩和 被ワクチン接種者に対しても隔離処置を撤廃 ワクチン接種証明書 / 入国72時間前のPCR陰性証明書で入国可 |
2022年7月 | タイランドパス廃止 ワクチン接種証明書 or 入国72時間前のPCR陰性証明書は継続 医療保険加入は不要 |
2022年10月 | 入国規制の完全撤廃 全ての規制が撤廃されコロナ前同様に全ての外国人が入国可能 |
2023年5月 | WHOによるコロナ終息宣言 |
約2年半続いたコロナウイルスによる入国規制は、2023年5月のWHOによる「コロナ終息宣言」をもって完全に撤廃されています。また、全ての規制が撤廃されたことでタイはコロナ前の活気が戻っています。
2022年後半から2023年前半は、2020年3月から始まったコロナウイルスによる入国規制で壊滅的状況だったタイ観光産業が急激な回復の兆しをみせました。
特に2022年7月のタイランドパス廃止、10月の入国規制の完全撤廃の影響は大きく、タイへの外国人観光客数が大幅に増加しタイの主要産業である観光業がコロナ前の活気を取り戻しています。2023年5月にはWHOによるコロナ終息宣言もあったことで2023年は急激に観光業が回復しました。
2022年5月以降は順調に外国人観光客数が回復傾向にありましたが、2019年に 1,000万人以上の訪問があった中国人、150万人以上訪問があった日本人は、どちら も2022年のタイに訪問した国別のランキングで10位以下となっており、どちらも5 万人以下でした。2023年3月は、中国人の観光客数が大幅に回復してきています。2023年5月のコロナ終息宣言によって、2023年は欧米人、中国人を中心にタイへの外国人観光客数が急増した1年でした。
1 | マレーシア | 258,873人 |
2 | インド | 145,628人 |
3 | ロシア | 108,985人 |
4 | シンガポール | 101,203人 |
5 | 韓国 | 92,009人 |
6 | アメリカ | 79,624人 |
7 | ラオス | 78,606人 |
8 | ベトナム | 65,905人 |
9 | イギリス | 65,303人 |
10 | ドイツ | 62,108人 |
1 | マレーシア | 326,930人 |
2 | 中国 | 269,773人 |
3 | ロシア | 177,805人 |
4 | インド | 119,474人 |
5 | 韓国 | 115,038人 |
6 | アメリカ | 84,101人 |
7 | シンガポール | 83,250人 |
8 | ベトナム | 82,576人 |
9 | イギリス | 81,751人 |
10 | ドイツ | 81,511人 |
タイの在留邦人数はコロナの影響で2022年はやや減少しましたが、それでもタイには8万人近くの日本人が住んでいます。これはアメリカ、中国、オーストラリアに次ぐ世界第4位、東南アジアではトップの人数です。バンコクに限ると在留邦人数は59,744人となり、都市別の在留邦人数ではロサンゼルスに次いで世界第2位になります。コロナが完全に終息したことでタイの邦人数も再び上昇することが予想されています。
アジア通貨危機以降のタイは、顕著に経済成長しておりタイ人の賃金、物価ともに上昇しています。もちろん経済成長に伴いバンコクの賃貸価格も年々上 昇傾向にあります。
2020年のGDPの成長率は、アジア通貨危機最中にあった1998年の-7.63%に次ぐマイナス成長率で-6.20%となり、リーマンショック の影響が本格化した2009年よりも大きく下回りましたが、2021年以降には再び成長路線に戻り、2023年4月時点ではコロナ前の2019年を凌ぐ成長をみせ ています。観光大国であるタイは来年以降もコロナ終息によって更なる経済成長が見込まれています。
2023年はタイの主要産業である観光業を中心に急速にタイ経済が回復しており、タイ人の失業率は1%を切っている状況です。また、タイ人の月収も2019年の水準まで回復しており、2023年現在は上昇傾向にあります。タイ経済は2024年以降も観光業を中心に顕著に成長していくことと思われます。
バンコク不動産歴11年の経験から、バンコクの不動産情報を中心にバンコク生活が豊かになる情報をお届けします!