タイでお掃除【台所・お風呂場】

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【この記事はタイローカルに詳しい不動産屋さんの『JIROKO』が書いています】

タイに住んでいる方々から聞こえて来る「バンコクには日本のものが何でも揃っているよ」という大変チカラ強いお言葉。
駐在が決まって日本でタイのことをリサーチするときに、こんなに心強い言葉はありませんね。

でも結局のところ何が売られていて、何が売られていないのかの細かい情報はあまり紹介されていません。

ここでは台所とお風呂のお掃除に関係する話題をご紹介していきます。

台所の換気扇のお掃除

毎日お料理をすると、換気扇が油でギトギトになります。
このギトギトの油汚れは溜め込むことなく、小まめにお掃除されることをおすすめします。

タイの場合は台所の換気扇の金属製のフィルターが簡単に取り外せます。
(ただし、仕様によっては取り外しが出来ません)

このフィルターには油が樹脂化したものや油とホコリが混ざったものが付着します。
この油汚れは酸性に分類されます。
そのため、アルカリ性の洗剤や重曹を溶かした液体に浸けておくと、汚れが取りやすくなります。

取り外せない部分(ファン)はアルカリ性の洗剤や重曹を溶かした液体を吹き付けて、キッチンペーパーで拭き取りましょう。
無理な分解は換気扇を元に戻せない原因となり、高額な修理費用が発生することもありますので、分解しないことをお勧めします。

退去のときにフィルターの汚れがひどい場合は清掃費用を請求されることもありますので、やはり日常のお掃除は重要です。

コンロのお掃除

コンロと一口に言いましても、ガスタイプ、電熱線タイプ、電気・IHタイプと様々な種類があります。
中でも電熱線タイプと電気・IHタイプの汚れは高額なダメージ費用の請求が多くみられますので、小まめなお掃除が欠かせません。

コンロの汚れには幾つかの種類があります。

  • 油が樹脂化した汚れ(酸性)
  • 焦げつき(酸性)
  • 料理の汚れ(酸性)
  • 水垢(アルカリ性)

お掃除は汚れに応じた洗剤を使用するのが鉄則です。
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の洗剤には酸性の洗剤を使用しましょう。

さらに、大事な鉄則がもうひとつ。
必ず料理をした後に時間を空けずにお掃除をしてください。
頑固な油汚れや焦げつきはだんだんと取れにくくなっていきます。

取れにくい汚れにはシリコン製のヘラ(スクレーパー)を使用することもひとつの手段です。
コンロに傷がつかないスクレーパーを必ず使用しましょう。
汚れは落とせても傷がついてしまったら意味がありませんし、ダメージの対象になります。

電気コンロやIHコンロでオススメなのは、丸めたアルミホイルやラップにクリームクレンザーをつけてこする技。
ラクに汚れを落とせますので、頑固な汚れと闘わなければいけない方にオススメの方法です。

シンクの水垢のお掃除

タイのお水は硬水という性質になります。日本は軟水です。

硬水と軟水の違いを簡単に説明しますと、水の硬さの違いにあります。
水の硬さは水の中に含まれているカルシウムやマグネシウムの量の多さで決定されます。
カルシウムやマグネシウムの含有量が多いのが硬水になります。

台所の蛇口から出て来る硬水は、カルシウムの含有量の多さのせいで石灰化しやすく、白い水垢がつきやすくなります。
お水が原因の白い水垢はアルカリ性ですので、クエン酸(酸性)を含むお酢が有効です。
お酢と水の割合を1:2程度で混ぜたものを塗布し、1〜2時間程度放置した後でスポンジでこすりましょう。

もしもお酢で落ちない場合は、石鹸や洗剤のカスが蓄積したことが原因の白い水垢かもしれません。
このタイプの白い水垢は酸性なので、重曹(アルカリ性)の粉を振りまいて30分ほど放置し、スポンジでこすって落としましょう。

タイでは普通のお酢も重曹もスーパーで安く販売されています。
お酢は穀物酢やホワイトビネガーを使用してください。

タイのお酢。味はかなり酸っぱいです。20バーツ前後で販売。

タイの重曹。20バーツ前後で販売。

排水溝のお掃除

タイローカルで有名な排水溝の洗剤に『Mr. Muscle』があります。
効果が抜群ですし、使い方も非常に簡単なのでオススメです。

最近は花王の『パイプハイター』も販売されるようになりました。
日本製がお好みという場合には、花王のパイプハイターをご選択されると良いかもしれません。

排水溝に水を流した時にゴボゴボという音が聞こえたときは、詰まり気味になっているサインです。
そのようなときは排水溝の薬剤を流してクリーニングをしましょう。

もちろんそのような音が聞こえなくても、月に1度程度の定期的なメンテナンスをすることが望ましいです。

Mr.Muscleの液体タイプ。150バーツ前後で販売。

Mr.Muscleの粉末タイプ。130バーツ前後で販売。使い切りサイズの粉末タイプもあり。

パイプハイター。フジスーパーで270バーツ前後で販売。

カビのお掃除

フジスーパーで取り扱われる日本製のカビ専用の洗剤が登場して、バンコクでのお掃除生活も本当に便利になりました。

個人的には花王の「カビハイター」がイチオシの商品です。
やはり日本製の安心感は違います。

カビハイターはフジスーパーで販売されていますので、スクンビットエリアにお住まいの方は購入されやすいと思います。

ちなみにカビ専用の薬剤は飛行機での持ち運びが航空法で禁止されておりますので、日本からの持ち込みは絶対にしないようにしましょう。

退去のときにはお風呂場の水垢やカビを指摘され、クリーニング費用を請求されることも散見されています。
高温多湿のタイはカビが発生しやすい国ですが、小まめなお掃除でしっかりとカビの予防をしましょう。

お風呂やトイレ用の洗剤

タイで販売されているお風呂用の洗剤を一挙にご紹介します。

ダック。50バーツ前後で販売。

マジックリン。50バーツ前後で販売。

ヴィクゾール。40バーツ前後で販売。

他にも幾つか種類が出ていますので、お気に入りの洗剤を見つけてください。

便利でお得なマジックリン

複数の種類の噴射タイプのマジックリンが売られています。
タイのローカルの製品なので、価格も大変リーズナブルです。

緑色のマジックリンは台所用の洗剤です。
アルカリ性の洗剤なので、酸性の汚れに対して効果を発揮します。
揚げ物や魚系の油もしっかりと落とせますが、しっかりとしたすすぎか水拭きをしてください。
また、お肌へのダメージも大きいので、肌の弱い方は使用には注意してください。
先ほど取り上げた台所の換気扇のお掃除にも大活躍をしてくれます。

ピンク、黄色、紫のマジックリンは浴室やトイレ用の洗剤です。
こちらは中性タイプの洗剤になりますので、万が一不十分なすすぎであっても塩素ガスは発生しません。
他のメーカーのものもたくさん出ていますが、マジックリンのネーミングに惹かれてついつい買ってしまいます。

台所用マジックリン。

お風呂場用マジックリン。

まとめ

汚れの性質で洗剤を使い分けることが重要です。
酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を、アルカリ性の汚れには酸性の洗剤で中和(対処)しましょう。

酸性の洗剤・・・お酢、クエン酸
アルカリ性の洗剤・・・重曹

ちなみに、お酢と重曹は掛け合わせて使っても害はありません。
重曹の粉を撒いて放置した後、お酢をかける使い方が良いでしょう。
シュワシュワ出て来る泡は二酸化炭素ですので無害です。

ただし、カビハイターやパイプハイターは決して混ぜてはいけません!
次亜塩素酸ナトリウムを主成分とする洗剤で、酸性の洗剤やアルコールと混ぜると塩素ガスが発生して大変危険です。
くれぐれも取り扱いには気をつけてくださいね。

JIROKO

バンコクの不動産賃貸を取り扱う『alphabet home』のアフターケア担当。JICAボランティアを皮切りに、タイ生活は11年目に突入。バンコクの生活で困ったことや役に立つ情報、面白いことをご紹介していきます。

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