2019.02.28
【この記事はタイローカルに詳しい不動産屋さんの『JIROKO』が書いています】
自分の身体の状態を知ることの出来る健康診断。
日本では会社が雇用者に対して健康診断を義務付けていますが、タイでは会社によって対応がマチマチです。
駐在の方々は会社が健康診断を義務付けていることが多いですが、中にはご自分で受けられている方もいるようです。
これまで大手日系病院で健康診断を受けて来ましたが、今回DYM Health Check Up Clinicで健康診断を受けて来ました。
バンコクにはDYMのクリニックが2箇所あります。
スクンビット33/1通りのフジスーパー1号店の目の前にあるDYMインターナショナルクリニック33/1院は内科と小児科の診療専門のクリニックになります。
健康診断が受けられるDYMヘルスチェックアップクリニックはスクンビット49通りのRQモールに入っています。
立地としてはサミティベート病院を少し奥に行ったところになります。
RQモールの4階にクリニックがありますが、4階フロア全体がクリニックになっています。
こちらのクリニックは健康診断の他に、内科と小児科、婦人科の診療も行なっています。
健康診断のプランは3つの中から選択が可能です。
女性プランは男性プランよりも若干高めの設定になっています。
Aプラン(35歳未満) | Bプラン(35歳以上) | Cプラン(内視鏡検査) | |
---|---|---|---|
男性 | 7,000B | 13,000B | 23,000B |
女性 | 7,000B | 16,000B | 26,000B |
プランの詳細は下記のURLから確認が出来ます。
https://dymclinic.com/guide/h-examination/
今回は女性Bプランの健康診断を選択しました。
申し込みの方法は、電話とメールの2つの方法があります。
電話は日本語の対応ですので、言葉の心配をせずに申し込みが出来ます。
10月〜12月は特に混んでいると聞きましたので、その時期の予約は早めにするようにしましょう。
女性の方は生理終了から7日後の受診が推奨されています。
また、妊娠中の女性の受診はおすすめをしていません。
前日の飲酒は控えることをおすすめされています。
また、検診開始時間の12時間前からの飲食が禁止されています。
当日の朝は少量の水以外は飲食不可です。
採血が終わったら水が飲めますので、それまでたくさん水を飲む行為は我慢しましょう。
事前に郵送されて来る採便キットを使用して、当日の朝や前日に検便用の便を採取して指定の容器に入れます。
当日は忘れないように持参しましょう。
4階でエレベーターを降りると、真ん前にクリニックが現れます。
クリニックの入り口から入って正面に受付があります。
受付で名前を告げると、問診票が渡されます。
問診票に自分の健康状態を記入します。
受付は綺麗で開放的な空間になっています。
奥にはキッズルームもありました。
検査用の服と使い捨てのスリッパ、首から下げる番号札を受け取って、更衣室で着替えをします。
更衣室は暖房が設置されていて、着替えのときに寒くならないよう配慮がされています。
自分の衣類や靴、荷物類は入り口近くの鍵付きロッカーに預けておくことが出来ます。
ここから先は次から次へとテンポ良く呼ばれて、サクサクと検診の項目が進められていきます。
検診の項目ごとに日本人か日本語を話せる通訳のスタッフがついて来てくれます。
写真はありませんが、他にも血液検査、尿検査、腹囲の測定、婦人科検診、全腹部超音波検査をしました。
項目ごとにひとつずつ丁寧な診断結果を説明してもらえました。
こんなに細やかな説明は初めてです。
説明の他に、問診と触診をして、異常がなければ終了です。
お医者さんとの面談中は日本語の通訳の方が常に付き添ってくれていて、言葉の問題は心配ありません。
日本人の方や日本語が堪能な通訳のタイ人スタッフがいますので、安心して検診を進めることが出来ます。
日系大手の病院は婦人科検診は別棟で通訳がいないこともありましたので、通訳の完全サポートは有り難いです。
コンパクトなサイズのクリニックなので、移動のしやすさが抜群でした。
大きな病院で受診をする場合、移動も大規模になって少し大変です。
項目ごとに異常のあり・なしを説明してもらえました。
医師によって差はあるのかもしれませんが、最後の総評は他の日系大手病院よりも格段に丁寧でした。
他の日系大手の病院よりも健康診断の結果が早く届きました。
画像診断のCD-ROMがついているところも評価の高いポイントだと思います。
全腹部超音波検査込みのプランの料金は格段に安いです。
コストパフォーマンスを考えると、非常にお得に健康診断を受けられると思います。
健康診断を受けるのがコワイという方もいますが、大病にならないように生活習慣を見つめる機会としての役割が健康診断にはあります。
万が一そこで大病が見つかったらすぐに治療に取り組めますし、大病になるリスクのある所見が見つかれば生活習慣を見直すキッカケにもなります。
これを機会に健康診断を受けられてみてはいかがでしょうか。
バンコクの不動産賃貸を取り扱う『alphabet home』のアフターケア担当。JICAボランティアを皮切りに、タイ生活は14年目に突入。バンコクの生活で困ったことや役に立つ情報、面白いことをご紹介していきます。