バンコクのお子様帯同ご家族がアパートに住むべき理由

2019.09.25

BANGKOK-TIMES

バンコクのお部屋探しにおいて、「物件種別」の選択は最も重要と言っても過言ではありません。コンドミニアムやサービスアパートは、アパートよりも豪華で好立地に建っていることが多いですが、バンコクのお子様連れご家族にはアパートが圧倒的に人気です。なぜアパートが人気なのか、なぜアパートに住むべきなのか。ここではアパートのメリットに加え、サービスアパート、コンドミニアムのマイナス点についても解説しています。これからバンコクでお部屋探しをされるご家族は、是非ともご参考にされてください!

 1. 入居者に日本人家族が多く友達ができやすい

スクンビットエリア(日本人エリア:アソーク〜エカマイ)のアパートは、入居者のほとんどの方が日本人のお子様連れのご家族です。アパートは、お子様の遊びやロビーなので他の住民の方とふれあう機会が多いため、奥様やお子様にお友達ができやすい環境になります。また、ほとんどのご家庭が同じ様なご家族構成になりますので、お子様の騒音などでクレームになるリスクも少なくなります。

コンドミニアムやサービスアパートは、アパートに比べるとお部屋の広さが狭くなります。特に近年完成しているコンドミニアムは、不動産価格の高騰で狭く造られてるお部屋が多いのでご注意ください。また、バンコクの物件は日本と違いベットルームと同じ数のバスルームがありますので、日本のマンションで想像する平米数よりも狭く感じるお部屋が多いです。

 2. お子様の遊び場が充実している

物件によって規模は異なりますが、アパートは基本的にお子様連れのご家族をターゲットにしているためお子様の遊びが充実しています。バンコクは日本のように近くの公園へ気軽に行けるような環境ではありませんので、お子様がストレスを感じないためにも物件内の遊び場はお部屋探しの重要なポイントです。

コンドミニアムやサービスアパートはお子様の遊び場がない物件が多く、遊び場がある物件でも小規模なことが多いです。

 3. 広い部屋が多い

物件によって広さは異なりますが、アパートはコンドミニアムやサービスアパートに比べお部屋の広さがあります。上記でもご説明した通り、バンコクは日本のように近くの公園へ気軽に行けるような環境ではありません。どうしてもお子様がお部屋で遊ぶ機会が多くなりますので、日本よりも広めのお部屋をお探しされるのがおすすめです。

コンドミニアムやサービスアパートは、アパートに比べるとお部屋の広さが狭くなります。特に近年完成しているコンドミニアムは、不動産価格の高騰で狭く造られてるお部屋が多いのでご注意ください。また、バンコクの物件は日本と違いベットルームと同じ数のバスルームがありますので、日本のマンションで想像する平米数よりも狭く感じるお部屋が多いです。

 4. 問題発生時の対応が早い

タイでは、エアコンの水漏れやインターネットの不通、電化製品の故障などお部屋で問題が多々発生します。お部屋で問題が発生した際、アパート(サービスアパートも)の場合は基本的に物件の作業員が対応してくれますので迅速な対応が可能です。また、日頃から顔を合わせている物件のスタッフが対応してくれますので、修繕に立ち会う奥様もとって安心感があります。電化製品の故障に対しても代替え品の用意がありますので、電化製品が長期間使用できないようなストレスもありません。

サービスアパートの場合は、アパート同様の対応が可能ですのでこの点は問題にありませんがコンドミニアムの場合は大問題です。コンドミニアムで問題が発生した場合は外部作業員の手配を必要とすることが多く、知らない作業員が複数人でお部屋に来ることになります。しかも時間通りに来ないことも多く奥様にとってはストレスが多い環境になります。また、コンドミニアムの場合は、電化製品の代替え品がありませんので、電化製品が故障した場合は修理完了まで、その電化製品を使えない状況になってしまいます。

 5. 家賃・公共料金の支払いが物件でできる

ほとんどのアパート(サービスアパートも)は、電気・水道料金、インターネット料金、その他オプション費用が管理事務所経由で一括請求されるため、お支払いもお家賃と一緒に管理事務所で行うことが可能です。また、支払い方法に関しても、現金・小切手・銀行振込とお好きなお支払い方法を選ぶことができます。(一部のアパートは現金でのお支払いができませんので事前にご確認ください)

コンドミニアムの場合、お家賃を現金や小切手、カードで支払うことが難しく、基本的には銀行振込でのお支払いのみ可能となります。(家賃の領収書は基本的には発行されませんので、その点もご注意ください。)また、電気料金は電気公社、水道料金は管理事務所、インターネット料金は各プロバイダーへと個別に支払う必要があります。「日本のTV」や「浄水器」などのオプションに関しましても個別に支払いをしないといけないため毎月のお支払いが煩雑になります。

 6. 退去時に法外な補修費を請求されることがない

基本的に退去時に補修費を請求されます。お子様連れのご家族の場合、どうしてもお子様がお部屋を汚してしまうことが多くご単身の方に比べると高めの請求書になってしまいますが、アパートの場合はオーナー様が物件の評判を気にされますし法外な補修費を請求する物件は不動産業者が紹介をためらうため、法外な請求をされる可能性は非常に低いです。

サービスアパートの場合、アパートよりも退去時の補修費が安価になることが多いですが問題はコンドミニアムです。コンドミニアムの場合はオーナー様が個人になり物件の評判を気にすることもないので、法外な請求をされる可能性があります。また、お部屋の補修にあたる作業員に対しても全て外注することになるため費用も高めになります。

 7. 網戸が設置してある

スクンビット(日本人エリア:アソーク〜エカマイ)のほとんどのアパートには、網戸が標準装備で設置してあります。蚊から媒介する感染症もありますので、お子様がいらっしゃるご家庭にとって、網戸は必出アイテムではないでしょうか。

コンドミニアムやサービスアパートの場合、基本的に網戸は設置されていません。ご成約前にリクエストすることで網戸を設置してくれるケースもありますが、サービスアパートやコンドミニアムは、網戸レーン自体がなく物理的に設置できないこともありますのでご注意ください。

 8. 不要な家具を撤去できる

ほとんどのアパートには、お客様の不要な家具や問題発生時用のスペアーを保管するストックルームが完備してあります。お部屋に設置してある家具が不要な場合は撤去してもらうことが可能です。※ストックルームの空き状況によっては家具の撤去ができない可能性もありますので、ご成約前に必ずご確認されてください。

コンドミニアムの場合は部屋ごとにオーナー様が異なる分譲物件になりますので、オーナー様は物件のストックルームを使用することができません。そのため、お部屋から家具を撤去する場合、オーナー様が自宅に持って帰るか処分するかの選択になりますので、不要な家具の撤去は難しいリクエストになります。※サービスアパートの場合は家具の撤去がリクエストできる物件もあります。

他にも、コンドミニアムに比べ害虫問題が少ない、レセプションの対応がフレンドリーなどのメリットもあります。アパートは、サービスアパートやコンドミニアム(特にコンドミニアム)に住むよりも奥様やお子様にとってより良い環境になりますので、お子様連れでご赴任されるご家族は是非ともアパートをご検討ください!

BANGKOK-TIMES

バンコク不動産歴11年の経験から、バンコクの不動産情報を中心にバンコク生活が豊かになる情報をお届けします!

よく読まれている記事